リチウム電池資源リサイクル装置

1、原料（廃電池）：廃電池はベルト搬送・供給装置を経てシュレッダーに搬送され、細断された後にシュレッダーに入り、大きな破砕物が2次破砕されます。粉砕された材料はリニアふるい分け機に入り、粉砕中に脱落したリチウムコバルト粉末は回収され、集中収集のためにトン袋に輸送されます。銅、アルミニウム、鉄の混合材料は、輸送のために磁気分離装置に入り、鉄のシェルが分離されます。残った銅とアルミニウムの材料は再び粉砕機に入り、30～60メッシュの粒子に粉砕されます。次に、材料は粉末を除去するために回転振動スクリーンに入り、リチウムコバルト粉末は集中収集のためにトンバッグに輸送されます。銅とアルミニウムは、銅とアルミニウムの選別のために重力分離に入ります。

2.除塵装置及び脱臭装置：シュレッダーの投入口には除塵主管につながる除塵管が設けられ、破砕機の供給口には除塵主管につながる除塵管が設けられている。直線篩機、粉砕機、コンベア、振動篩捕集機から粉塵とガスを捕集し、サイクロン集塵機→パルス集塵機→アルカリ洗浄中和塔の順に集塵、有機ガス処理を行います。

当社のリチウム電池リソースリサイクル装置は、リチウムイオン電池の効率的、持続可能かつ安全なリサイクルを保証するために、さまざまな最先端の技術と装置を使用して設計されています。主要なコンポーネントとプロセスの詳細は次のとおりです。

破砕装置
リサイクルプロセスの最初のステップは破砕であり、そこでは大きなバッテリーパックが小さな断片に縮小されます。これは、リチウムイオン電池内部の頑丈な外装や材料を扱うように設計された、頑丈で高性能の破砕機を使用して行われます。粉砕により、後続のステップで有価金属と材料をより適切に分離できます。

破砕装置
バッテリーが粉砕された後、シュレッダーはバッテリーをさらに小さな破片に粉砕します。このプロセスにより、プラスチック、金属、電極などのさまざまな種類の材料を分離できます。また、細断により材料の表面積が増加し、後続のプロセスの効率が向上します。

効率的な回収

最小限の希釈剤と抽出剤で一貫したパフォーマンスを実現

環境負荷を低減し、より安全な作業環境に貢献します。

ハイフラッシュ灯油よりも職業上の暴露限界が 150% 高く、環境への影響が低い

グローバルなスケーラビリティ

グローバルな運用の迅速な立ち上げと品質の一貫性を実現

揮発性機器
炉や特殊な反応器などの揮発性機器は、細断または破砕段階で放出される揮発性化学物質やガスを安全に処理するために使用されます。この装置は、危険物質が適切に取り扱われることを保証し、汚染や爆発のリスクを最小限に抑えます。これは、リチウムイオン電池を扱う際に重要です。

選別装置
材料がより小さな断片に分割されたら、空気分級機、振動ふるい、磁気選別機、浮遊選別システムなどの選別技術を組み合わせて使用​​します。これらの選別システムは、重量、導電率、磁性などの物理的および化学的特性に基づいてさまざまな材料を選別します。たとえば、鉄金属は磁石を使用して除去できますが、非鉄金属は他の手段で分別されます。

熱分解装置
熱分解段階では、バッテリーセルからプラスチックや電解質などの有機材料を分解するために、酸素のない環境で高温加熱を使用します。このプロセスは、不要な汚染物質を除去するだけでなく、さまざまな業界で再利用できるカーボン ブラックなどの貴重な材料を回収するのにも役立ちます。

材料の分離と回収
熱分解後、残った物質を注意深く分析して分離し、リチウム、コバルト、ニッケル、銅などの貴金属を回収します。これらの金属は精製して新しい電池の製造に再利用できるため、より持続可能な循環型経済に貢献します。

高度な監視および安全システム
リサイクルライン全体の安全な稼働を確保するために、当社の装置には、各段階での温度、圧力、ガス排出量を追跡する高度な監視システムが装備されています。これにより、リサイクルプロセスが最高の安全基準に準拠し、環境への影響を最小限に抑えることができます。

メキシコのプロジェクト

米国のプロジェクト